ダークに将棋を楽しむ(対石田流英春流)

先手石田流といえば、嫌がる人が多い。
だから、居飛車党は2手目は84歩として拒否。

しかし、2手目は34歩で、かつ先手石田に穴熊や銀冠では、
どうも主導権取られて嫌だ!
・・・って人にはお勧めな戦法。

相手が知らなければ50手以内に差をつけちゃう驚きの戦法。


[この戦法の利点]
・主導権を握りやすい
・意外と知られてなく、定跡に頼る人には効果アリ(ちょっと前に本に載ったかもしれない(汗))
・乱戦になりやすい
・攻め側、受け側にスイッチ可

[対象者]
・相手が隙を見せたら飛び掛かる将棋が好き
・相手の動き次第で緩急よく指したい
・薄い将棋でも、先に主導権取るのが好き

[勝ちきりやすさ]
ド嵌り勝勢くらい。

[この変化にならなかったら?]
抑え込む将棋、銀が47なら穴熊にも


この将棋は、結構奥が深いので、今回は表面上かつ急戦の将棋だけを示す。
また、今回は私がよくやる形のみを記す。似た形もあるが、割愛する。

どうなったら優勢なのか、なぜ優勢だと思うのかを書く。



初手より。
76歩   、34歩、75歩 、42玉、
66歩(注1)、62銀、78飛 、64歩、
48玉   、63銀、58金左、32玉、
38玉   、54銀(14手目局面)

(注1)
石田流側がそれでも78飛ならば88角成~45角。
この将棋は、島ノートに詳しい手順あるので、そちら参照。


2013-08-28a.png


すでに相手は分岐点。
簡単にいえば、おいしそうな74歩を突くかどうかだ。
突かなければ自陣整備になる。

そこで74歩を突いた変化を見てみる。

(14手目局面以下)
74歩、同歩、同飛、62飛(18手目局面)

2013-08-28b.png


飛車で64歩を受けるのが肝心。
ここで、相手には、(1)76飛(2)自陣整備(3)78飛、(4)79飛
とかがある。

2013-08-28c.png

(1)の場合、65歩ともう仕掛けてしまう。
以下、同歩には、88角成、同銀、65銀と出る。
36飛は45角で後手やや優勢。

2013-08-28d.png

79飛も33角で、77歩を打たせてしまえば相手の攻めは頓挫したも同然。

2013-08-28e.png

以下は、76歩とか、54銀とか、66歩とかお好きな手順でどうぞ。本筋は66歩ぽい?
76銀とかは、45角があるので不明。
78飛は、めんどくさいので省略。45角とか面白い手があったりする。

(2)の場合、65歩で、ほとんど(1)と変わらない事になる。
基本的に銀出が飛車に当たればなんでもいいのだ。

(3)、(4)もめんどくさいので省略。
基本的に65歩突いちゃえば何とかなるブフッ∵(´ε(●=(゚▽゚ )
65同歩、66歩の垂らしとか効いちゃったりする。
それに対して77桂とか嘘くさいのでなんとかなりそう。


で。かなり戻っちゃって、
14手目局面で相手が74歩突かなかった時の話。

(14手目局面以下)
28玉   、62飛 、38銀、65歩、
同歩    、88角成、同銀 、65銀、
77銀(注3)、66歩(以下24手目図)


2013-08-28f.png

一応、66歩が立ったので後手満足としておく。(実際は後手やや指しやすいくらい)
相手の68歩に、王様の囲い合いだったりします。
66歩に相手が何も受けなかったら、45角で優勢。

(注3)では、63歩という手もある。しかし、ここからがこの戦法の面白い所。
92飛と逃げて、52金~54銀と63歩を払ってしまえば歩切れの相手は
手に窮してしまうのだ。

で。
ここまでの手順で、既に5割程度起こる。
さらに、細かい手に対しての対応も書いておこう。

相手に96歩がはいっているとき。

2013-08-28h.png

ここは、一回42銀と上がる。理由は、相手が次に指す手
(74歩、28玉など)がマイナスになり得るからだ。

おまけに、この42銀は、プラスの手であり。
82飛打ち込まれても71金と受ける事ができるようになる。

次のような局面でも(67銀型)となっている形でも、一回42銀は必要な手。
持久戦になったときも活きてくるのが嬉しい。

2013-08-28i.png


先手石田流に対しても、相手を自分のペースに巻き込んでしまいましょう♪
ブフッ∵(´ε(●=(゚▽゚ )
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