逆境

自分が好きなキャラは基本的には、戦略的な人間であること。歴史の有名どころでいえば、諸葛亮孔明とか。まぁ、人間的に好きかどうかによって、戦略家であれ嫌いな人間はいるけども。特に非情に徹する人間は好きじゃないかな・・。

だから自分は野球球団でいえば、金銭力のある某球団は好きじゃない。力に物を言わせるだけの人間は何やっても、そりゃ普通にやってれば負けないだろうし。自分は、「勝つのが普通」って状態は好きじゃない、だって何も考える事ないじゃん(^-^;

戦力的に既に問題ないなら、そのチーム内で自分が生きるためには、その分野に徹する事ができないときついと思う。そしてその自信は基本的に自分にはないブフッ∵(´ε(●=(゚▽゚ )


だからこそ、「勝つのが普通」のチームにどうやって勝つかを考えるのは楽しい。一つとして、勝つのが普通だと自負しているチームを負かすのほど爽快な図はないだろう。そういうチームほど油断してたりするものだし。

過去の団体戦の話。当時フィーバー期にあったO大、つまり自分が2-4年の時に一度だけ自分の大学が勝った事がある。たしか2年秋大会だったか。すでに2敗を喫し優勝の目はなく、何も考えてはいなかったが、その時に開始1時間くらいで団体の勝ちが決まった。Pさん、竜王さん、M木さん、俺とあっさり勝ってしまった。

結局O大はこれを3-4にして勝数差が同じで前回順位の差だけで2位のY大をギリギリかわして優勝するのだが。この時、団体の戦力的には絶対に差はあった。当時のうちの大学は今と比べればかなりの層の薄いチームであったわけで、O大に至ってもこの時は今の世代には及ばないにしても、そこそこの厚さがあった。それが1時間で決まってしまったのは、おそらく既に優勝気分があったのではないかと推測する。

全く優勝に程遠かった自分が2-3年の時に、この瞬間だけは今も鮮明に覚えている。4人勝った事を聞かされた瞬間に「え、勝ったんですか?」っていう気分でいた、あの興奮のような不思議・疑問のような感覚。

この時の経験を思い出して見れば、たしかに勝てたかも・・という気はする。自分から考えて、当たり方の相性がかなり良かったのだ。Pさんは得意戦形で殴れる展開になり、竜王さんは確実に中堅を倒し、M木さんは過去の戦績で相性がかなりいい人間とあたり、自分は定跡派?(だったような)の人間を序盤でかなり良くして勝った。それを考えれば、団体戦とは、ある程度の差くらいはなんとかなるものではないかと思う。

「敵を知り、己を知る」とは古い兵法の言葉であり、以下のようなもの。
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「彼ヲ知リ己ヲ知レバ、百戦シテ殆ウカラズ」(兵法書 『孫子 謀攻篇』より)―「敵を知り己を知ったうえで戦えば、絶対に負ける気づかいはない」という意味です。

『孫子』ではさらにこう続きます。「己を知って敵を知らなければ、勝敗の確率は五分五分で、敵も知らず己も知らなければ必ず敗れる」―何かことを起こす際に、準備が大切なことは誰でも知っています。しかし、戦いに勝つための準備をすることは容易ではありません。また、敵の情勢を知り、己の戦力を調査・分析した際に、「己に勝ち目がない」と知った際には、戦うべきではないと『孫子』は説いています。
(ここより引用)
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全くこの通りだと思う。チーム状況を正確に判断していない人間に指揮を執らせる事は全体としては自滅行為であるとは思う。まぁしかし、団体戦は戦争ではないので、人情や感情が入るのは問題ないし、それに関して来年から部にいなくなる自分が言及するのはナンセンスであろう。

しかし、戦力差が常に直接結果に左右するわけではないということは、今までに書いたことから、そういう出来事があった人にはわかるだろう。この戦力差をどう埋めるかが戦略であり、自分はこの部分を考えるのが大好きだ。

例えば、現在の棋力に憤りを感じてる人間にも、必ず良い所はある。攻めが強い、序盤が強い、特異な感覚・・・など考えればいくらでもある。しかし、当の本人がそれを自負せず、どんな相手でも同様に戦うのは戦略面としてはいい事ではないだろう。もちろん練習の時は別よ?(^-^;

また、将棋というのは精神的なダメージは結構大きい。自分も何回か体験したが、やはり気持ちの持ち方が最初に「こいつは前負けたからなぁ・・」というマイナスな入り方は決していいものではなく、結果もそれ相応に良くはならない。逆に「こいつはなんとかなりそうだ」という入り方だとやはり気持ちの入り方も違う。

前者は無駄に慎重にもなるし、いきなり悪くなったときのテンションの下がり方も異様なものだ。この辺りは精神的に本当に強い人間ならば関係のないことなのだが。・・そこそこ強い人間がうちにもいましたが。


もし、あなたが強い人間に勝ちたいのなら、自分の強い所くらいは把握した方がいいだろう。そういう展開に無理やり持って行くのが俺のような将棋であり、それが無駄に「一発屋」というのをつけられるけど、自分にとってみれば相手の弱みを突いただけであり、そんなに一発屋という気はしていない。(もちろん純粋な棋力がないなんて、自分が一番良く知っている(^-^;)

もちろん将棋の楽しみ方は人それぞれだから、純粋な棋力を養成するのが一番だという考えも非常に自然であり否定しない、っていうかそれが王道だと思う。まぁ、自分は王道なんて糞食らえな人間だから、こういう事を言ってるわけだが(^-^;

ただ、こっちはその王道を行くにしても、相手はどうするかわからない。だから負けたとしても偶然などという言い訳で片付けられては困る、というのはここで伝えておく。

とまぁ、ここまで、戦略と状況について書いてきましたが。現実に逆境に陥っても、むしろ・・楽しめると思うよ?俺みたいな人間ならね。もちろん、こんなアホな人間になれってことじゃありません。(^-^;


最後に、以下の点は自分が6年間団体でやったこととして非常に思った事。
・相性はかなり大きな部分存在する。
・その日負け続けてる人間、調子の悪い人間は、同じくらいの人には基本的に勝てない。
・その日調子がいい人間は、棋力がどうであれ一発屋になりうる。
・特殊感覚の持ち主は、定跡党にかなりの効果がある。
・終盤のそこそこ強い定跡党は、基本的には定跡党に当てる方がいい。
・終盤に難のある定跡党は、序盤でリードを取れそうな人間に当てた方がいい。
・精神的に強い人間は、どんな状況でもあまり変わらない。
・精神的に弱い人間は、些細な事でも良くない事が起こる。
・力戦を強要してくる人間には、戦法を一本化している人間の方がよさそう。

思いついたのは、こんなところでしょうか。
参考になればいいのですけど。
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